10話!

 今日は本当に色々とおかしい。

どこで間違ったのか、正しい選択だったのか。

そんなことを問いただしても答えは出ないことくらいはわかっている。

…と思う。

わかっているつもり。と言う程度にとどめておこう。

なにがわかっていて、何がわかっていないかなんて、整理したところで、正しい選択を取れる自信なんて無い。

だから、知ったかぶりをしない程度に知ったかぶりをしていこうと思う。

 

 私たちは同じモール内のチェーン店の喫茶店へと向かった。

誘ったのは私で、何で誘ったのかもわからないが

彼を誘っていて

立って話をしているのも、なんだったのでどこか座れるところに向かおうと思った。

その流れで、近くの喫茶店を提案すると、彼は首を縦に振り了解した。

 

先に断っておくが、私は誰からかまわず声をかけたりするタイプでも、それが平気でできるタイプでもない。

むしろそういったことは苦手であると言える。

じゃあ、そんな私がなぜって?

そんなの、私が聞きたい!

なんて思っているくらいだから、本当にわけがわからないと思う。

ただ、そんな中でも、腑に落ちている点がある。

それは、彼が小さい子を気さくに助けてあげれる人であると言うこと。

そして、年齢が程なく近いと感じたからだとは思う。

 

それでも、自分の感情に名前をつけれるほど、感情なんて物を理解している自信は無いので、そっとそこは蓋を閉じておこうと思う。

 

そして、喫茶店にはすぐ着いた。

同じモールの中とは言っても、同じ階の近くにある店舗だったので

それほどの時間は要さなかった。

数分たったか?と言う程度だったが、私の頭の中はぐるぐると考えているような、考えれていないような、そんな具合で

体感的には一瞬のような、長かったような不思議な時間となっていた。

 

店の前にあるメニュー表を見ながら

「コーヒー飲める?」と聞いた。

そもそも、誘う前に聞くべきだったとか思った。しかし、そんな後悔は意味のないものだった。

「はい。大丈夫ですよ。むしろ、結構飲むんで好きです」

そう返ってきた。

私は心の中ではなんとなく大人だなぁとか思っていた。

私がコーヒーを飲めるようになったのは就職してからで、

会社の付き合いみたいなもので飲む機会が増えて、それで飲めるようになったという程度だった。

 

店内に入り、アイスコーヒーを2つ頼んでテーブル席に着いた。

彼の方は今更ながら、少しそわそわした様子だった。

いや、これはたぶん、私『も』が正確だっただろう。

「色々、ごめんね。とりあえず、どうぞ」

そう言いながら彼の前にアイスコーヒーの入ったグラスを置いた。

ありがとうございますと、彼は丁寧にいい、グラスを手にした。

私はミルクとガムシロのポーションを取り、入れた。

ブラックは飲めるけど、やっぱり甘い方が好きなのには違いない。

彼はストローを口に運びそのまま飲んでいた。

 

 

意味もなく、たかだかブラックコーヒー一つでよくわからない嫉妬心を持った。

 

 

「それで、あの子はどうだったの?

 よかったら、詳しく教えて欲しいな」

 

 

 

 

(続け!←

ちょっと荒れるかもしれません!書いてみてのお楽しみ!←(内容は重めかな?)

どもども。

ねおんです。

本日は久々にダイアリー的な部分の思い思いをつらつらしていきます。

 

最近に気になっている仕事?

というか、仕事で良いんかな。

よくわからんけども。

それについてまずはつらつらと。

 

少し前にテレビで自殺のお悩み相談員?みたいなのやってて

コロナ禍だからどうのととかが目立ったけども、

実際はそれだけじゃなくて色々な状況や感覚・環境・行動・心情…

なんでも、本当に色々ある。

その番組では、個人の相談もそうだが、個人・企業向けでの相談対応方法?のレクチャーとかもやってて

普通に面白いなぁと思った。

面白い。なんて言うとやや不謹慎かも知れないが、興味関心・惹かれる物という意味では面白そうと言っている。

 

 

あ、ちなみに、今回は本当に想いを綴っていくので

文章力は皆無だと思って欲しい。

見え方まで気にして書いてたら、たぶん書けなくなるし

そういうのが俺にとっての必要な物では無いと思ってるから

完全な、自己満足な物になります。

こればっかりは、「超個人」でしているので

見たい人だけ、見てください!

としか言えません!すいません!

誤字脱字とかは普通にすいません!

 

 

 

では、戻ります。

別に自殺が良いことだとか悪いことだとかは、判断は俺には出来なくって。

普遍的に、多数的に、民主的に言えば、「良くないこと」なんてのはわかるけど

そんな顔も見たことも無いどっかの誰かの意見が、危機迫る状況で必要か?

いや、必要ないだろうと思っているからだと思う。

なら、顔が見えていたらいいのか?

そんなとんちじみた返しは無しで。

いや、別に自問自答して返しても良いけど、それが必要なことではないということは言うまでも無いと思う。

 

少し逸れたわ。

戻します。

自殺が良い悪いってのは正直判断は難しい。

何故かって?

それは物事の見方は多方向に渡るからだ。

親が悲しむから悪か?

なら、親が喜べば善か?

そんなわけあるか。

自他共に自傷行為に近い行為を続けて、生きることが正しいか?

別に理由だけを作ることは簡単だ。

それで納得してしまえば、それ以上深く考える必要がなくなるのだから。

それが、正解なのか間違いなのかはわからんけども

たとえいくら不毛と言われようと、答えを出さないことが子供の言葉遊びだと言われても、俺はこれをやめることは出来ないと思う。

答えを出して、結果を出すのが大人なのかね?

その辺の無限ループは不毛だけど、やめれんのよねぇw

 

さて、善悪の秤はとりあえずおいといて

 

自殺なんてのを考えるのは心が病んでるとか。疲れているとか。

気合いや根性が足りないとか。

人生の楽しさを知らないとか。

なんでも言い様はあるけども、そういうのは何かしら挙げた理由もあるだろうし、他の理由もあるだろうし、ってな具合。

安い性格診断じゃねーんだから、そんな簡単に感情がどうとか表現できたら、そんな悩んだりしねーんだわw

自殺と自己理解と他者理解っていうのは個人的には関係が結構深いと思ってはいる。

まぁ、なんで?どこが?根拠は?とか言い寄られると、眠くなってきたから勘弁してってなるw←

いや、自分のことは自分が一番よくわかってるなんてのは、半分くらい嘘で

じゃあ、他人・友人・恋人・家族・それらの方が良くわかってる?

それも半分くらい嘘だ。

なんで?かって言うと

人間を形成する様子がここで言うと、自己と他者。

この二つで自己を確立していくからね。

だから、自分でしかわからない自分もいるし、他者からしかわからない自分もいるからね。

諸々まるっと丸めて、「自分」になるわけなのです。

だから、それらを全て網羅するなんて出来なくて

それでもどこかで形成されている自我を確立しないと

この世の中を生きるにはしんどくって

ってな具合。

 

つまり、自殺というのは一つ

「ズレ」なんだとは思う。

でも、そのズレはなかなかに深刻で。

そんな簡単には埋まらないとは思う。

 

簡単に言うけど、そんなに簡単なことではないのだよ。

それでも、昨今、誰にしか出来ない仕事よりも

その仕事を誰でも出来るようにする能力というのもスポットが当たっている。

なんとも多様性というのは、なんというか。

正解がないくせに、正解を提示できなければ排他される世界。

難しいですわ。

 

 

えーっと。

本題どこだっけ?w

まぁ、自殺っていう物を一つ取り上げて考えてみても

思考は絶えないわけです。

冒頭?の話にも近くなると思うけど

自殺?そんなんあかんあかん。

とかってだけの人はほなさいなら~お好きに生き腐ってください!w

 

口が悪いw

 

自殺とかいじめとかそういうヘイトが高そうな物って

腫れ物に触るようで、あんまりみんな手を出したがらない。

ん?俺?

俺もやだよ。めんどくさいもん←

でも、人間なんてどこ見てもめんどくさい奴らばっかじゃん。

いや、好き嫌いとかじゃなくて、なんていうか、本質的に?根幹的に?哲学的に?

だからさ。

どうせめんどくさいならさ。とことんめんどくさいとこに踏み込んでみようよ。

って具合。

生きるのに平坦なんて事は誰しも無いと思うけど

それでも前向きに生きとして生きている人は、そのまま前見てがんばって!

俺は俺のやり方で、俺がしたいことをしてみたいと思うわ。

 

ってな感じ!

です!w

 

 

 

時々、こんなことをくそ真面目に話してたりすると

真面目だなぁとか、そんなことも考えているんだ!とかなんか妙に感心されたりすることもあるけど。

別に、これが俺の「普通」だから

別に「偉くもないし 立派でもないし わかっているのは 胸のドキドキ。 胸のドキドキだけ」(←これでピンときたら名探偵コナンのアニメの初期を見てた人だと思うw)

って感じだと思う。

普通ってのもややこやしい話だから、またの機会に出来たら良いかもね。

 

 

 

何が言いたいのか。まとまってるのか。まとまってないのかわかんないけど。

とりあえず吐き出したぁ!!!

ふぅ。

 

どっかの誰かさん(←)が言ってたんだ。

君は吐き出した方が良い。じゃないと溜まっていく一方だから。

 

はぁ。

ありがたいね。

ほんと。

 

この辺、少し深掘りしようかと思ったけど

それはまたの機会にしよう。

たぶん、書いてたらそこそこの言葉で書き終えるんだろうけど、

それでも、万の言葉を要しても

感謝や気持ち。諸々を伝えるのは難しいので。

 

だから、シンプルにありがとう。

 

 

 

ほなね!!

夜更かししてしまった。

寝ます!!!

 

また次回!ノシ

ストーリー⑨

目の前に小さな男の子がいる。

明らかに迷子か何かで

不安な感情が滲み出ている。

周りを確認しても、親らしき人は見当たらない。

少し深めに呼吸をする。

ふーっ。

よしっ。

少年に向かって歩み寄る。

「どうかした?どこいきたいの?」

どんな声かけが正しいのかはわからなかった。

でも、こっちが不安がっていては、目の前の子が余計に不安になるだろう。

それだけは避けるべきだと思った。

 

俺は膝を折り、男の子と目線を合わせるように屈んだ。

すると、男の子から震えるような声が聞こえた。

「お母さんが、いないの。」

 

迷子ということが確定した。

さて、どうしたものかと思いながら、言葉を選んだ。

「そっか。えーっと、それじゃ、一緒に探そうか!」

 

男の子は少し顔を上げてちいさく「うん。」と言い頷いた。

「お母さんとは買い物してたの?」

「うん。」

「それじゃ、どこかお店とか行ったかな?」

「うん。」

「なんのお店行ったかわかるかな?」

「。。。」

「そうだなぁ。今日はお母さんと2人でお買い物に来たの?」

「。。。」

男の子は小さく首を振った。

「お父さんも一緒かな?」

再び首を横に振る。

「えーっと、それじゃぁ、兄弟かな?

お兄ちゃんとかお姉ちゃんかな?」

少し間があり、首を傾げたような感じだった。

すると小さく

「赤ちゃん…」と言った。

「弟か、妹かな?」

「…赤ちゃん」と、だけ言った。

俺は戸惑いながらも質問を続けた。

「えーっと。ベビーカーとかで一緒に来たのかな?」

男の子は首を振った。

「(これは謎々か何かなのか?)お母さんは赤ちゃんだっこしてた?」

また、少し沈黙がある。

「してない。」

降参!と、心の中で思ってしまった。

3人で買い物に来ているけど、赤ちゃんはいるのにいない?

なぞなぞなのか、トンチなのか。

いや、迷子で不安な状況で、そんなことを男の子が言うわけもないと思ったが、答えは見つからなかった。

「うーん。とりあえず、歩きながら探してみようか」

そう提案すると、男の子はうん。と言った。

そして、ヒントも少ない中、そう遠くにはいないだろうと思いながら一緒に周囲を探してみた。

 

すると、雑貨屋の方から慌てた様子の女性が見えた。

もしかして?と思い「あの人、お母さんじゃない?」と聞いた。

男の子は「わかんない」と言った。

まぁ、会えばわかると思い、店内に入り、そのお母さんらしき人の元へと行った。

 

近づくと、男の子の反応は早かった。

「ママーー!」といって走っていった。

母親の方も気づいたようで

あ!と、声をあげんばかりにこちらに気づき、どこにいってたのー!と、安堵の声をあげていた。

母親を見るに、買い物を済ませたようで、手には買い物袋を持っていた。

 

これで一安心だなと思い、その場を去ろうとしたが声が聞こえた。

 

「あの、すいませんでした。この子を見ててくれたんですよね?」

慌てながらも優しい声だった。

「あ、いや、その。迷子になってたみたいで…」

こんなこと滅多にしないから、なんて言ったらいいのか?とか頭の中でぐるぐるして、つまりテンパっていた。

「ありがとうございます!レジに並んでる間にいなくなってて、店内にいると思ったらいなくて…本当にありがとうございました。」

「いえ、その、無事に見つかって良かったです」

こんな、なんの変哲もない言葉しか出てこなかった。

母親は、ほら、お礼を言って!と、男の子を促す。

男の子が恥ずかしがりながら、「ありがとう」と言った。

「ううん。見つかってよかったね。でも、あんまりお母さん困らせちゃダメだよ。」

なんて、余計なことを言ってみた。

すると、男の子は節目がちにまた小さく「うん。」と言った。

それが何故だかすごく嬉しかった。

「それじゃ、失礼します。」

そう言って2人を後に、店を出た。

母親の方は深々とお辞儀をしていた。

それに隠れるようにいる男の子は小さく手を振っていた。

 

 

店を出て少し歩いて、大きい息を吐いた。

ふぅーーーーっ。

なんだか疲れたなぁと思いつつ

悪い気もせずにいた。

 

 

普段こんなことしないし、したことないのに、どうしたんだろ?とか

子どもの無邪気な所は嫌いじゃないなぁとか

なんだか悦に浸っていた。

側から見たら、1人でなんか妄想してる変なやつに映ったかもしれなかった。

そんなこんな思いながらいると、1つ疑問が出てきた。

確かに男の子は3人だと言っていた。

でも、母親がもう1人を抱えたり、そばにいるような雰囲気は無かった。

少し記憶をフラッシュバックしたら、

母親の服装が、なんとなく自分の母親と被った。

トートバッグに楽そうな大きめの服を着ていた。

あーあ。なるほど。

あの母親のお腹の中に赤ちゃんがいたのか。だから、男の子が3人で来たと言ったし、弟か妹かはわからないとも言った。

何も嘘は言っていなくて、本当の事だけ言っていても、なかなか気づかないものだなぁと思った。

 

 

そしてなにより

まだ顔も見たことのない、それも弟か妹かわからない赤ちゃんも、1人として認識していた男の子には、すごい感性だなぁと

感心するばかりだった。

そんな風に答え合わせしたりしながら、目的地へと向かった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

どもども、見てくれてる人も

見てない人も←

更新出来てなくて申し訳ない。

ただでさえ、大した内容じゃないんだから頑張れや!とか思われんのかな?知らんけどw

いや、そもそもそんな興味ないかw

 

ま、そんなんはええんや。

書いてるとやっぱりたのしくって

どんな言葉にしよう?どんな心情だろう?

どうやったら読みやすい?どうしたら状況が伝わるのか?

なんて考えてるのが楽しいですわ!w

相変わらずの自己満足だけど、

暇つぶしでお付き合いくださいw

 

あ、ちゃんと続けるつもりではいるのでw

先は長いかなぁ?知らんけどw

では!

ストーリー⑧

レジに並んでいる私。

前にはもう1人おり、順次会計を済ませ、流れで私の番が来た。

そのまま私はレジの店員さんに呼ばれて進んだ。

私は文庫本を買ったのだがなんとなく習慣的にブックカバーをつけてもらっていた。

今時、エコだとか口うるさいが、カバーひとつでどこでも読めるお手軽な書籍になるのが、私にとってはすごく嬉しいのだ。

 

カバー付きの本を手渡され、お金を払い私はこの本をどこで読もうかな?

なんて思いながらレジを後にして、店を出ようとした。

 

すると、声をかけられた。

 

「あの。すいません」

私は頭にはてなマークを浮かべながら振り返った。

そこには後ろに並んでいた彼がいた。

さっき、変な声の掛け方をしたのもあり、まさか向こうから声をかけられるとは思ってもいなかったので驚いた。

「あ、えーっと。さっきはすいませんでした。なんか水刺してしまったようで…」

彼は、振り向いた私に向かって、少し早口でそう言った。

「水を刺した?」私は疑問をそのまま口にしていた。

「いや、さっきの人と、デートとかだったんじゃないですか?邪魔しちゃったんじゃないかと」

私が1人でいるところを見て、彼はそう言ったのだろう。

だとしても、さっきは私から声をかけたのだ。

君がなにか罪悪感なんかを感じる必要はないだろうと思いつつも、そんなふうに見えていたのかとか。妙に冷静になっていたと思う。

「ううん。大丈夫だよ。むしろ、ありがとうってくらいだったんだよ」というと彼は察したの半分、理解できない半分といった感じで、小さく首を傾げた。

「さっきの人は会社の先輩で、お昼誘われてただけだから、どうやって解散しようか悩んでいたくらいだよ?」なんて、ありのまま言うのもおかしいな。とか思いながらも口が先に出ていた。

「えーっと。なら、大丈夫だったんですかね?」彼は不安と安堵の表情で言った。

「うん。だから、大丈夫だよ。なんか、こっちの方こそ気を遣わせたみたいでごめんね。」

「いえ、僕は何も…」

 

20代半ばなんてのは私自身、まだ半分学生。半分社会人みたいな態度にしか思っていないが、彼を見ていると、なんて初々しいのだろうとか思ってしまった。

 

「もしかして、暇してる?」

 

今日の私はやはり何かいつもと違うようだ。

普段の自分なら、こんな風に話したりする事なんて無いのに、自然とこんな言葉がでているのだ。

そんな風に思いながらも、そんなこともあるか。とかと楽観的でもあった。

 

返事は

「はい。暇してますよ」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

少し間隔空いたから、流れとかあってるかな?

って不安ですわw

ぽつぽついきましょー

ショート?ストーリー⑦

私はとりあえず、近くのトイレに向かった。

ご飯を奢ってもらった彼には申し訳ない気持ちもあるが、その場から離れたいという気持ちが強くなってしまった。

 

もちろんスマホに友人からの連絡なんてのは無い。

適当な言い訳だ。

それでも、彼なら引き止めることはしないだろうという、慢心のような気持ちで出てきた。

 

個室に入り、少し時間をつぶして

彼がいなくなる事を願っていた。

 

トイレの個室はふと、考え込むには適しているようで、さっきの少年とのやりとりを頭の中で振り返って、あれ?私、気持ち悪くない?っていうか、怖くない?あれ?やばくない?

なんて、反芻しだした。

なんというか、どうしたんだろ。私。

とか思いながら手で顔を覆っていた。

鏡は見ていないが、顔が熱くなっているような気がした。

 

 

程なくして、落ち着いた私はトイレを出て

周囲に彼がいないかを警戒した。

まぁ、近くにいてもストーカーじみてて怖いので、気にしないことにした。

 

それでも折角外に来たのに、このまま帰るのもなんだか勿体ない気がして、本屋に向かうことにした。

と、言ってもさっきのCDショップと併設しているところなので、結局戻るような形になった。

 

大変な読書家。なんてことはないのだが

好きな作家さんには、ハマっていくタイプで

その作家さんのコーナーとかがないかを意味もなく見にいくことがある。

基本的小説を読むことが多く。

人間ドラマ系のヒューマンストーリーや、ちょっとしたミステリー要素のあるものをジャンルとしては読む傾向が強い。

 

なにか面白そうなのないかなぁと、ふわっと向かっていると

CDショップにさっきの彼がいた。

それほど時間が経っているわけではないから、まだいること自体は何もおかしくはなかったのだが

よく見ると、さっきの彼が見ていたアーティストの特設コーナーを見ているようだった。

 

詳しいアーティストではなかったが

ちょっと興味が出てきた。

今度、先輩にでも借りてみようかと思ったりした。

 

私は本屋に寄り、好きな作家の本を探した。

見つけてはパラパラと読んだ本をめくって、あーあ。懐かしいと思ったり

まだ読んでいない本に関しては、裏表紙のあらすじをみたり、おんなじようにパラパラとページを捌いて面白そうなシーン。セリフを探して見ていた。

他にもタイトルや表紙を見て

面白そうだと思ったものはおんなじような事をして

買うか買わないか、読むか読まないかを考えたりしている。

そうやっていくつかの本を手に取っては置いてを繰り返していた。

 

ひとりで身勝手にこうやって時間を過ごすのは嫌いではなかった。

誰の目も気にせず、誰のためでもなく、自分がしたい事を、無意識でする。

そんな、妙な感覚のこの時間が好きなのだ。

 

そして、程なくして私は一冊の文庫本を手に取りレジへと向かおうとした。

この場に長居するのは、先輩と別れた手前、少し気が引けた。

しかし、しーらないっ!と、

心の中でいい、チェーン店のコーヒーショップにでも行こうかと、考えながらレジへと。

 

 

すると、またまた、

たまたまで。

でも、当然で

当たり前だけど

あり得ない

出来事。

 

私がレジに並んでいると

彼もレジに、並んだ。

 

そんなあり得ないけど、あり得る

嘘だけど本当の出来事が…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は特に面白くもなく

流れの続きをだらだらしてるから

全カットにしたいくらいになったw

まぁでも、打ち込んだから、とりあえずあげたれ!みたいなやけくそな感覚ですw

 

ちびちびやっていきますわ。

ではでは。

 

 

ちなみに。

(営業の、昼飯奢ってくれた人と少年の2人を彼で書いているから、前者を先輩とかにしとけばよかったと思ってるw

今後は先輩表記でいきます!

でてくれば、の話だけどw)

←そもそも名前決めろや!って話w

格好良い

どうも。

昨日、会社の人と飲みに行って、初めてくらいべらべら喋ってたねおんです。

 

ちょっと、普通?の、投稿w

 

かっこいいってことについて。

なんとなくタイトルは格好良いと、ちゃんとした文体?にしてみてるけど、さほど意味はないです。

カタカナだったり、ひらがなだったり色々になると思うけど、ただ、語感のところとか、単に予測変換で出てきたやつとかを使うと思うので、少し見にくくなるかもw

 

 

ふと、カッコイイってどういうことだろ?

とか思ったのです。

 

色々あると思うけど、あの人はイケメンでカッコいい!

あの人は人間的にカッコいい!

ファッションがカッコいい!

デザインがカッコいい!

行動が、所作が、物の造形が…

などなど色々あると思う。

 

でも、それらは多数少数だとか、個人の好みとかによって変わる物で

一律で誰もが、万人がカッコいいと思う物ってあるのかな?いや、無いかな。

みたいなところである。

それに、立場や状況、環境、性格、価値観、色んなものが常に更新されているから

一生同じ感覚、感情であるということは、ほとんどないだろう。

 

ただ、好きなものという点ではわりかし長期間好きであると言うことはあると思う。

好きなアイドル。俳優。女優。声優。音楽。映画。アニメ。漫画。服。メイク。SNS。趣味…

言い出したらキリがないってくらい数多の種類がある。

 

カッコいいと思うこと。

または、好きであること。

それは、心で思っているだけでもいいし、誰かに言ったりして、共有、共感するのもいいと思う。

世の中、なんでも言っていい!好きなことは好きと言おう!

みたいな風潮の癖に、『好きなように』発言した結果が、批判や誹謗中傷にだって、なってしまうのが、まぁ、矛盾しているようなしていないような、変な感覚になる。

多様性というものの、良い面と悪い面が現れた一つの臨床データみたいなものだ。

 

ま、それはいいんだ←

 

俺みたいな中年?ブサメンでもかっこいいと思う人やものはあるし、別にそれを発言してはいけない。

なんてなっていない事を思えば、世界は生きやすくなっていると思うしねw

 

 

具体的に何?

俺は何が好きで、なにをかっこいいと思うの?

って言われたら

そうだなぁ。

凄くわかりにくくて、見えにくい内容になるんだけど

誰かのために、自分や世間のわだかまりを二の次にして行動ができる人。

別に、常にそれをしている人ってわけではなくて、不意に、時として、そういうことが出来る人。

そこに一つ、かっこよさを見出すかな。

 

もちろん、その、何か一つの行動を見て、かっこいい!って思うけど

じゃあ、その人のもっと他の部分を見たときに

あれ?思ってたのと違うかな?

なんて思うことは、俺もだし、大体みんな思う。

なんなら、本人ですら思うかもしれないけど。

 

けど、たぶん大体、そういうもんなんだと思う。

 

結婚した熟年夫婦が、あの頃はね…とか

こういうことがあってね…

なんていうのは、良い悪いは別として、その人の何かに惹かれて、素敵だと思ったって事。

その事実だけは大切にしてほしい。

 

昔はこうで、今は…とか

あの時はこうで、今では…とか

もちろん、そんな気持ちになることは普通で、当たり前のことで、俺自信そういう思考になることは多々ある。

でも、あの時は…

ではなく

あの時があったから今がある。

そんな風に時々立ち止まって見れたらいいな。

なんて思いました。まる。

 

 

 

結局なにがいいたかったの?

というのは、ご愛嬌でお願いします!←

ショートストーリー(出会い)⑥

程なくして、私たちは目標のCDショップに着いた。

 

彼はお目当てのアーティストがならぶコーナーをいち早く見つけ、ワクワクしているのが目に見えてわかった。

私もとりあえずついて行ってはみた。

ただ、そのアーティスト自体はあまり良く知らず

彼の解説によれば、最近はテレビCMなんかでも歌が起用されていたり

少しずつメディア露出してきているなど、意気揚々と話していた。

 

普段からあまり音楽をしっかりと聴くということをしない私にとって、CDショップというのは少しワクワクしつつも、みんな、何をみているのだろうという疑問をもっていた。

それでも、知っているアーティストなんかを探してみようと

店内をふらふらと回ってみたり

なんとなく試聴してみたりをしてみた。

 

そんな中、彼は何やら迷っているようで

本人曰く、限定版にするのか、通常版にするのかというのを迷っているらしい。

正直私はよくわからないが、色々あるのだろうとあまり深く考えなかった。

 

そして彼を待つ事数分。

店内に、どこかで見た人が入ってきた。

普段なら、人の出入りを気にしたりはしないのだ、なぜかこの時は視界に入った。

 

そう。

先程、迷子の子に歩み寄っていた学生君だった。

私は、何か突き動かされるように、彼に近づいて声をかけた。

「あの、すいません。」

彼はイヤホンをしていたようで、少しビクッとなっていた。

「突然、すいません。

 さっき、迷子の子に声かけてましたよね?」

私が続けると

彼は耳からイヤホンを外しながら応じた。

「はい?あー、そうですけど、どうかしましたか?」

突然声をかけられて驚いた反面、何が起こっているのかわからず動揺しつつも、丁寧に返答した。

「あの子、大丈夫でしたか?親御さんみつかりましたか?」

普段から進んで会話を始めるタイプではない私だが、この時は妙にグイグイと攻め寄っていた。

「えーっと。すぐ見つかりましたよ。

 すぐにお母さんが出てきてくれたので、無事に解決しましたよ」

彼は動揺しながらも淡々と話す。

「それはよかったぁ。

 気にはなってたんだけど、何も出来なくて…

 とか思ってたら、君がいたから声かけてしまって。

 なんていうか、ありがとう」

 

何もしていない私がありがとうなんていうのはおかしいと思ったが、口から出た言葉がそれだった。

 

「そんな、大層なことはしてないですよ」

彼は少し照れながら言った。

「人目があると、なかなか声かけにくいですからね

 まぁ、あの子が無事にお母さんと会えてよかったですよ」

「うん。でも、あの子も君みたいな人に声かけてもらって、安心したと思うし。

 何もしてない私が言うのはおかしいけど、やっぱりありがとう」

再び感謝の言葉を伝えると、彼はむず痒いような顔をして、視線を逸らした。

 

「普段からああいう子をみかけたら声かけてたりするの?」

「いや、そんなことないですよ。

 むしろ、スルーしてることの方が多いと思います」

「それなら、なんで?」

私の問いに彼は少し考えるようだった。

「特に理由はないんですけどね。

 なんか、見ていられなくて、体が勝手に動いてました」

笑いながら彼は言った。

 

「そうなんだ。でも、そうやって行動出来るの凄いと思う」

素直な気持ちと、どこか羨望の想いもあったと思う。

 

「いや、ほんと、普段はあんなことしないんですけどね。

なんか、行かなきゃって思って…

でも、ほんと、内心はビクビクだったので!

不審者に思われたらどうしよう?

とか考えてましたよ!」

 

どこか楽しそうに話す彼が

少し大人に見えた。

私よりも、大人だなと思ったからだろう。

 

すると、声がした。

「おまたせです!」

そう言いながら彼は、レジを済ませたらしく戻ってきた。

すると、少し怪訝な顔で

ん?誰だ?コイツ?

といったような顔をした。

 

「あ。すいません。デート中でしたか」

そういって、じゃあ、僕はこれで。

と言い放って店内へと逃げるように入っていった。

 

私は、あっ。と

ちゃんとした言葉にならないまま、買い物を終えた彼が、今の誰?なんて聞くものだから

さっきの迷子の子を助けてた…

とかと説明した。

彼はフーンといいながら、次どうしよっか?

と聞いてきたと思う。

私は無作法にスマホを取り出し

あっ。すいません。

ちょっと友達から連絡がきてて…

やんわり断って、彼も不本意な感じだったが、その場で別れた。

近くまで送ろうか?と言われたが

いいえ、大丈夫です。

今日はありがとうございましたと言い放って、逃げるようにその場を離れた。

 

 

続く